Feedback Response スキル
目的
実装中または実装後のユーザーフィードバックに迅速かつ構造的に対応する
使用タイミング
以下の場合に、このスキルを使用してください:
- •実装完了後にユーザーからフィードバックを受けた時
- •UI/UXに関する調整依頼を受けた時
- •「ここをもう少し〜」という微調整依頼を受けた時
- •実装中に「やっぱりこうしたい」という変更依頼を受けた時
実行フロー
ステップ1: フィードバックの分類
ユーザーからのフィードバックを以下の3つに分類する:
- •
バグ: 既存の機能が正しく動作していない
- •対応: 即座に修正(このスキルの範囲外、通常の修正フローで対応)
- •
微調整: 見た目や表現の調整
- •対応: 現在のステアリングファイルに追加フェーズとして計画・実装(このスキルの範囲内)
- •
新機能: 新しい要求
- •対応: 別の
/planで対応(このスキルの範囲外)
- •対応: 別の
判定基準:
- •
微調整に該当する例:
- •HTMLタグの変更(
<ol>→ リスト形式の変更など) - •テキスト表現の変更(サブタイトルの文言調整など)
- •スペーシングやレイアウトの調整
- •既存機能の軽微な動作変更(1〜2時間で完了する変更)
- •HTMLタグの変更(
- •
新機能に該当する例:
- •新しいフィールドやデータモデルの追加
- •新しいAPIエンドポイントの追加
- •大規模なアーキテクチャ変更
ステップ2: 現在のステアリングファイルの確認
- •
最新のステアリングディレクトリを特定:
bashls -t .steering/ | head -1
- •
tasklist.mdを読み込む:
- •現在のフェーズ番号を確認
- •最後のフェーズ番号 + 1 を次のフェーズ番号とする
- •
フィードバック内容を整理:
- •何を変更するのか
- •なぜ変更するのか(ユーザーのフィードバック内容)
- •どう変更するのか(技術的なアプローチ)
ステップ3: 追加フェーズの計画
現在のステアリングファイルの tasklist.md に追加フェーズを記録:
markdown
## フェーズX: [フィードバック内容の要約](ユーザーフィードバック対応) ### 背景 ユーザーからのフィードバック: - [具体的なフィードバック内容を引用] ### TDDサイクル: RED(テスト追加) - [ ] [変更対象ファイル]のテストを追加 - [ ] [期待される動作の検証テスト] ### TDDサイクル: GREEN(実装) - [ ] [変更対象ファイル]を修正 - [ ] [具体的な変更内容1] - [ ] [具体的な変更内容2] ### TDDサイクル: REFACTOR(リファクタリング) - [ ] コードの可読性を確認 - [ ] 重複コードの確認 - [ ] コメントの適切性確認 ### 品質チェック - [ ] すべてのテストが通ることを確認 - [ ] `.venv/bin/pytest tests/ -v` - [ ] リントエラーがないことを確認 - [ ] `.venv/bin/ruff check src/` - [ ] コードフォーマットを適用 - [ ] `.venv/bin/ruff format src/` - [ ] 型エラーがないことを確認 - [ ] `.venv/bin/mypy src/`
重要:
- •フェーズタイトルに「(ユーザーフィードバック対応)」を必ず含める
- •背景セクションでユーザーのフィードバック内容を引用する
- •TDDサイクル(RED → GREEN → REFACTOR)を必ず含める
ステップ4: TDDサイクルで実装
通常の実装と同じTDDサイクルで実装:
- •
RED: 失敗するテストを先に書く
- •変更後の期待される動作を検証するテストを追加
- •テストを実行して失敗を確認
- •
GREEN: 最小限の実装でテストをパスさせる
- •ユーザーのフィードバックに対応する変更を実装
- •テストを実行してパスを確認
- •
REFACTOR: コードの可読性を確認
- •重複コードの排除
- •コメントの適切性確認
- •テストを再実行して全てパスすることを確認
ステップ5: tasklist.mdの更新
実装完了後、以下を更新:
- •
各タスクを
[x]にマーク:- •完了したタスクを順次マーク
- •
振り返りセクションに追記:
markdown**計画と異なった点**: - **ユーザーフィードバックにより、フェーズXが追加された**: - フェーズX: [フィードバック内容の要約]
ステップ6: 完了報告
ユーザーに以下を報告:
code
✅ フィードバックへの対応が完了しました。 ### 対応内容 - フェーズX: [フィードバック内容の要約] - 変更ファイル: [ファイル名] ### 品質チェック - ✅ pytest: 全てパス - ✅ ruff check: All checks passed - ✅ ruff format: フォーマット適用済み - ✅ mypy: Success ステアリングファイルに追加フェーズとして記録しました: `.steering/[ディレクトリ名]/tasklist.md`
使用例
例1: HTMLタグの変更
ユーザーのフィードバック:
「メール本文の番号付きリストが見づらいです。<ol>タグを削除して、シンプルな表示にしてください。」
対応:
- •フィードバックの分類: 微調整
- •tasklist.mdに追加フェーズを記録(フェーズ6)
- •TDDサイクルで実装:
- •RED:
<ol>,<li>が含まれないことを検証するテストを追加 - •GREEN:
<ol>,<li>タグを削除し、記事間に<br/><br/>を追加 - •REFACTOR: コードの可読性を確認
- •RED:
- •tasklist.mdを更新
- •完了報告
例2: テキスト表現の変更
ユーザーのフィードバック: 「THINKセクションのサブタイトル『設計判断に役立つ記事』を『技術判断に役立つ記事』に変更してください。」
対応:
- •フィードバックの分類: 微調整
- •tasklist.mdに追加フェーズを記録(フェーズ7)
- •TDDサイクルで実装:
- •RED: 新しいサブタイトルが含まれることを検証するテストを追加
- •GREEN: サブタイトルのテキストを変更
- •REFACTOR: コードの可読性を確認
- •tasklist.mdを更新
- •完了報告
実践例(過去のステアリングファイルから)
実例: .steering/20260215-メールの体裁変更/tasklist.md
- •フェーズ6:
<ol>,<li>タグの削除と記事間スペース追加 - •フェーズ7: セクションタイトル後のスペース追加とTHINKセクションのサブタイトル変更
これらは両方とも、実装完了後のユーザーフィードバックに対応した追加フェーズです。
効果
このスキルを使用すると:
- •✅ ユーザーフィードバックへの対応が構造化される
- •✅ 追加変更も品質が担保される(TDDサイクル)
- •✅ ステアリングファイルに履歴が残る
- •✅ 同じTDDサイクルで実装できる
- •✅ 各フィードバックに対して、REDからスタートすることで、期待値が明確になる
注意事項
- •
このスキルは微調整のみに使用すること
- •新機能は別の
/planで対応 - •バグは即座に修正(通常の修正フロー)
- •新機能は別の
- •
TDDサイクルを必ず守ること
- •RED → GREEN → REFACTOR の順で実装
- •テストを先に書くことで、期待値を明確化
- •
振り返りセクションに必ず記録すること
- •「計画と異なった点」にユーザーフィードバックを記録
- •次回への改善提案に反映
- •
複数のフィードバックがある場合
- •1つずつフェーズとして追加
- •優先度の高いものから順番に対応
- •各フェーズごとにTDDサイクルを完了させる