POC(Proof of Concept)管理フロー
POC の実施手順
1. POC ノード作成
.tasks/plans/poc-<name>.md を .tasks/templates/poc.md をベースに作成する。
- •命名規則:
poc-<kebab-case-name>.md - •Hypothesis(仮説)と Background(背景)を先に記入する
- •Parent で通常のタスクノードとリンク可能
2. 実験環境の準備
.playground/poc-<name>/ にサブディレクトリを作成する。
- •playground スキルの環境を利用(git 管理外のサンドボックス)
- •実験コードはすべてこのディレクトリ内に閉じ込める
3. セッション安全性を確保して実行
以下のルールに従って POC を実行する(詳細は後述)。
4. 結果を POC ノードに記録
- •Result セクションに定量的・定性的結果を記載
- •Verdict を設定:
untested/validated/invalidated/partial - •Key Findings に得られた知見を記載
5. 判断と後処理
Decision セクションで後処理を選択する:
| 判断 | 後処理 |
|---|---|
| 本実装に採用 | .tasks/plans/ にタスクノード作成、Phase 3(計画)へ |
| 見送り | docs/proposals/ にアーカイブ(転記手順参照) |
| 追加検証 | 新しい POC ノード作成、Phase 2.5 を繰り返す |
セッション安全性のルール
- •POC コードは
.playground/poc-<name>/内に閉じ込める — 親ディレクトリや本番コードを書き換えない - •タイムアウトを付与 —
timeoutコマンドまたは Bash ツールの timeout パラメータを使う - •大規模・高リスクの POC はエージェントに委譲 — メインセッションのクラッシュ防止のため Task ツールでサブエージェントに実行させる
- •実行前に POC ノードの Method を記入 — セッション断後の復帰に備える
- •長時間処理はバックグラウンド + ログ出力 — Bash の
run_in_backgroundを活用する - •後片付け — POC 完了後、バックグラウンドプロセスが残っていないか確認する。不要になった
.playground/poc-<name>/は POC ノードがdoneになった後に削除してよい
POC テンプレートのフィールド説明
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| Status | not_started / in_progress / blocked / done(通常ノードと同じ) |
| Owner | 担当エージェント名 |
| Updated | 最終更新日 |
| Parent | 親ノードのパス(独立 POC なら none) |
| Hypothesis | 検証したい仮説(「〜すれば〜できるはず」の形式が望ましい) |
| Background | POC を実施する背景と動機 |
| Method | 検証手順のチェックリスト |
| Playground | 実験ディレクトリのパスと使用コマンド |
| Result / Verdict | 検証結果と判定 |
| Key Findings | POC から得られた知見(成功・失敗問わず) |
| Decision | 後処理の選択 |
| Blockers | ブロッカー(なければ「なし」) |
| NextAction | 次にやる1手(セッション復帰用) |
記入例(Hypothesis)
code
- TypeScript の Dynamic Import を使えば、エージェント定義を実行時に遅延ロードできるはず - これにより起動時間が 50% 以上短縮されることを検証する
提案アーカイブへの転記手順
POC の結果は良かったが CONCEPT.md を踏まえて見送る場合:
- •
docs/proposals/NNNN-<kebab-case-title>.mdを作成(4桁連番、採番ルールはdocs/proposals/AGENTS.md参照) - •
docs/proposals/AGENTS.mdのテンプレート構成に従ってセクションを記入:- •Summary — POC の概要と結論
- •Motivation — なぜ検討したか
- •Proposal Detail — 具体的な提案内容
- •POC Results — Verdict と主要な結果データ
- •Why Deferred — 見送り理由(CONCEPT.md のどの方針と合わないか等)
- •Conditions for Reconsideration — どういう条件が変われば再検討するか
- •Key Takeaways — 他にも活用できる知見
- •POC ノードの Decision で「見送り → docs/proposals/ にアーカイブ」にチェック
- •POC ノードを
Status: doneにする