企画案作成コマンド
目的: 対話形式でユーザーに質問し、匠Methodでモデリング可能な企画案ファイル(input/idea.md)を生成する
使用方法:
/idea-create
出力ファイル:
- •
input/idea.md- 企画案ファイル
実行手順
手順1: 対話による情報収集
AskUserQuestion ツールを使用して、以下の質問を1つずつ順番に行います。
各質問には、発想を助けるための例を含めます。
質問は以下の3つのセクションに分かれています:
- •セクションA: 企画の背景・顧客に関する質問(質問1〜3)
- •セクションB: 自社に関する質問(質問4〜6)
- •セクションC: 企画対象の製品・サービスに関する質問(質問7〜10)
セクションA: 企画の背景・顧客に関する質問
質問1: 企画の背景・問題意識・企画者の想い
この質問は自由入力形式で行います。AskUserQuestionツールは使用せず、通常のテキスト出力で質問し、ユーザーの自由な回答を待ちます。
質問文:
企画を考えたきっかけは何ですか?解決したい課題や問題意識、あなたの想いを教えてください。 (例) - 業務の非効率さを解消したい(手作業が多い、情報共有がうまくいかない等) - 顧客の課題を解決したい(顧客が困っていること、不満に思っていること等) - 社会課題を解決したい(環境問題、地域活性化、教育格差等) - 新しい価値を創造したい(まだ世の中にないもの、もっと便利にできるもの等) (自由入力)
ユーザーの回答: 自由入力されたテキストをそのまま採用
質問2: ターゲット顧客・受益者
question: "この企画で価値を届けたい相手は誰ですか?"
header: "ターゲット"
options:
- label: "企業・法人"
description: "例:中小企業の経営者、大企業の特定部門、スタートアップ"
- label: "個人・消費者"
description: "例:学生、社会人、主婦、シニア、特定の趣味を持つ人"
- label: "特定の専門家・職種"
description: "例:エンジニア、デザイナー、営業、医療従事者、教育者"
- label: "地域・コミュニティ"
description: "例:地方自治体、地域住民、特定のコミュニティ"
質問3: 顧客が抱える課題・ペインポイント
この質問は自由入力形式で行います。AskUserQuestionツールは使用せず、通常のテキスト出力で質問し、ユーザーの自由な回答を待ちます。
質問文:
ターゲット顧客が抱えている具体的な課題や困りごとは何ですか? (例) 1. 時間・効率の問題 例:時間がかかりすぎる、手間が多い、無駄な作業がある 2. コスト・リソースの問題 例:費用が高い、人手が足りない、必要なスキルがない 3. 品質・成果の問題 例:期待した結果が出ない、ミスが多い、安定しない 4. 情報・コミュニケーションの問題 例:必要な情報が見つからない、共有がうまくいかない、理解されない (自由入力)
ユーザーの回答: 自由入力されたテキストをそのまま採用
セクションB: 自社に関する質問
セクションBに入る前に、以下の説明をユーザーに伝えます:
次に、御社(またはあなた)についてお聞きします。 匠Methodでは、自社のビジョン・ミッションや強みを「シーズ(種)」と呼びます。 このシーズが、企画の「なぜ自分たちがやるのか」「何を目指すのか」という根幹となり、 価値デザインモデルのビジョンやコンセプトへとつながっていきます。 シーズが明確な企画は、顧客への提供価値だけでなく、 自社の想いや強みに裏打ちされた説得力のある企画になります。
質問4: 自社の基本情報
question: "御社(またはあなた)の基本情報を教えてください。"
header: "自社情報"
options:
- label: "法人・企業"
description: "会社名、設立年、従業員規模、公式サイトURL、主な事業内容"
- label: "個人・フリーランス"
description: "屋号(あれば)、ポートフォリオURL、専門分野、活動歴"
- label: "その他の組織・チーム"
description: "団体名、組織形態、WebサイトURL、活動内容"
ユーザーが選択肢を選んだ場合: 選択後、以下の追加質問を行う
質問4-2: 会社名・公式サイトURL(追加質問)
question: "会社名(または屋号)と公式サイトURLを教えてください。"
header: "会社名・URL"
options:
- label: "会社名とURLを入力"
description: "例:株式会社〇〇、https://example.com"
- label: "会社名のみ(URLなし)"
description: "公式サイトがない場合はこちらを選択"
- label: "個人名で活動"
description: "屋号がない場合はこちらを選択"
ユーザーが「Other」を選択した場合: 自由入力されたテキストをそのまま採用
質問5: 自社のビジョン・ミッション・バリュー(MVV)・取り組み
question: "御社(またはあなた)が掲げているビジョン、ミッション、バリュー(MVV)や、現在の主な取り組みがあれば教えてください。"
header: "MVV・取り組み"
options:
- label: "明確なMVVがある"
description: "例:「○○で世界を変える」というビジョン、「△△を届ける」というミッション"
- label: "事業理念・方針がある"
description: "例:顧客第一主義、技術革新への挑戦、持続可能な社会への貢献"
- label: "注力している取り組みがある"
description: "例:DX推進、新規事業開発、社会貢献活動、人材育成"
- label: "特にない・これから策定"
description: "MVVはまだ明文化していない、または今回の企画を機に考えたい"
質問6: 自社の強み・資産
この質問は自由入力形式で行います。AskUserQuestionツールは使用せず、通常のテキスト出力で質問し、ユーザーの自由な回答を待ちます。
質問文:
御社(またはあなた)の強みや資産は何ですか? (例) 1. 技術・ノウハウ 例:独自の開発技術、業界特有の専門知識、デザイン力、オペレーション力 2. ネットワーク・関係性 例:既存顧客との信頼関係、パートナー企業、専門家とのつながり、コミュニティ 3. データ・知的財産 例:独自データ、特許、ブランド、独自アルゴリズム、コンテンツ資産 4. 実績・経験 例:過去のプロジェクト実績、業界での経験年数、成功事例 (自由入力)
ユーザーの回答: 自由入力されたテキストをそのまま採用
セクションC: 企画対象の製品・サービスに関する質問
質問7: 企画対象の種類
question: "今回の企画は、新規の製品・サービスですか?それとも既存の製品・サービスに関する企画ですか?"
header: "企画対象"
options:
- label: "新規の製品・サービス"
description: "まだ存在しない新しい製品・サービスを企画する"
- label: "既存製品・サービスの改善・拡張"
description: "すでに提供している製品・サービスを改善・機能追加する"
- label: "既存製品・サービスのリニューアル"
description: "既存の製品・サービスを大幅に刷新・再設計する"
- label: "既存製品・サービスの新市場展開"
description: "既存の製品・サービスを新しい市場・顧客層に展開する"
「新規の製品・サービス」が選択された場合: 質問8Aへ進む 「既存製品・サービス」関連が選択された場合: 質問8Bへ進む
質問8A: 新規製品・サービスのアイデア(新規の場合)
question: "新規の製品・サービスについて、どのようなアイデアを考えていますか?"
header: "新規アイデア"
options:
- label: "ソフトウェア・アプリ"
description: "例:Webアプリ、モバイルアプリ、SaaS、業務システム"
- label: "プラットフォーム・マーケットプレイス"
description: "例:マッチングサービス、情報共有基盤、コミュニティ"
- label: "サービス・コンサルティング"
description: "例:代行サービス、専門支援、教育・研修"
- label: "製品・ハードウェア"
description: "例:デバイス、IoT機器、物理的な製品"
ユーザーが選択肢を選んだ場合: 選択後、具体的なアイデアの内容を追加で入力するよう促す ユーザーが「Other」を選択した場合: 自由入力されたテキストをそのまま採用
→ 質問8A回答後、質問9へ進む
質問8B: 既存製品・サービスの基本情報(既存の場合)
この質問は自由入力形式で行います。AskUserQuestionツールは使用せず、通常のテキスト出力で質問し、ユーザーの自由な回答を待ちます。
質問文:
企画対象となる既存の製品・サービスについて教えてください。 以下の情報をできる範囲でお教えください: - 製品・サービス名 - 公式サイトURL - 概要・提供している価値 - ビジョン・ミッション・バリュー(MVV)(あれば) - ターゲット顧客 - 主な機能・特徴 (自由入力)
ユーザーの回答: 自由入力されたテキストをそのまま採用
質問8B-2: 改善・拡張のアイデア(既存の場合・追加質問)
この質問は自由入力形式で行います。AskUserQuestionツールは使用せず、通常のテキスト出力で質問し、ユーザーの自由な回答を待ちます。
質問文:
既存の製品・サービスに対して、どのような改善・拡張を考えていますか? (例) 1. 機能追加・強化 例:新機能の追加、既存機能の改善、UX向上 2. パフォーマンス・品質改善 例:速度向上、安定性改善、セキュリティ強化 3. 新しい顧客層・市場への対応 例:多言語対応、新業界向けカスタマイズ、価格帯の拡大 4. ビジネスモデルの変更 例:サブスク化、フリーミアム導入、B2B→B2C展開 (自由入力)
ユーザーの回答: 自由入力されたテキストをそのまま採用
→ 質問8B-2回答後、質問9へ進む
質問9: 企画における自社の立ち位置
question: "この企画において、御社(またはあなた)はどのような立ち位置で取り組みますか?"
header: "企画での立ち位置"
options:
- label: "企画の主体者・推進者"
description: "例:自社が主導して企画を進める、自社の新規事業として取り組む"
- label: "支援者・サービス提供者"
description: "例:顧客の課題解決を支援する、ソリューションを提供する立場"
- label: "共同開発・パートナー"
description: "例:他社と協力して進める、エコシステムの一員として参画"
- label: "新規参入・挑戦者"
description: "例:新しい市場・分野に参入する、既存プレイヤーに挑戦する"
質問10: 期待する成果・ゴール
この質問は自由入力形式で行います。AskUserQuestionツールは使用せず、通常のテキスト出力で質問し、ユーザーの自由な回答を待ちます。
質問文:
この企画が成功したとき、どのような成果や状態を期待しますか? (例) 1. ビジネス成果 例:売上○○円、顧客数○○社、市場シェア○○% 2. 顧客への価値提供 例:作業時間50%削減、満足度向上、新しい体験の提供 3. 社会的インパクト 例:環境負荷削減、地域活性化、格差是正 4. 組織・チームの成長 例:新規事業の立ち上げ、スキル向上、組織変革 (自由入力)
ユーザーの回答: 自由入力されたテキストをそのまま採用
手順2: 回答の整理
すべての質問への回答を整理し、ユーザーに確認します:
入力いただいた内容を確認します: 【セクションA: 企画の背景・顧客】 ■ 企画の背景・問題意識・想い [回答1の内容] ■ ターゲット顧客 [回答2の内容] ■ 顧客の課題・ペインポイント [回答3の内容] 【セクションB: 自社情報】 ■ 自社の基本情報 [回答4、4-2の内容] ■ 自社のMVV・取り組み [回答5の内容] ■ 自社の強み・資産 [回答6の内容] 【セクションC: 企画対象の製品・サービス】 ■ 企画対象の種類 [回答7の内容] ■ 製品・サービスの内容 [回答8A または 8B、8B-2の内容] ■ 企画における自社の立ち位置 [回答9の内容] ■ 期待する成果・ゴール [回答10の内容]
AskUserQuestion で確認:
question: "この内容で企画案ファイルを保存しますか?"
header: "保存確認"
options:
- label: "はい、保存してください"
description: "入力内容を校正して企画案ファイルを保存します"
- label: "一部修正したい"
description: "修正したい箇所を入力してください"
「はい、保存してください」が選択された場合: 手順3に進み、自動で校正して保存する 「一部修正したい」が選択された場合: ユーザーが入力した修正内容を反映してから手順3に進む
手順3: 入力内容の校正と保存
ユーザーが「保存する」を選択したら、入力内容を自動で校正し、企画案ファイルを生成します。
校正の観点:
- •
文章の明確化
- •曖昧な表現を具体的に言い換える
- •主語・述語を明確にする
- •箇条書きを適切に整理する
- •
論理的一貫性
- •背景→課題→アイデア→成果の流れが論理的につながるよう調整
- •矛盾する記述があれば整合性を取る
- •
具体性の補強
- •抽象的な表現に具体例を補足
- •数値や事例があれば明記
- •
匠Methodとの整合性
- •Phase 1(ステークホルダー): ターゲット顧客が明確か
- •Phase 2(価値デザイン): 背景・想い・強みがビジョンの材料になるか
- •Phase 3(価値分析): 顧客課題・期待成果が価値記述の材料になるか
- •Phase 4(要求分析): アイデアが要求に展開できる具体性があるか
校正が完了したら、そのまま次の手順に進みます。
手順4: 既存ファイルの削除
input/idea.md が存在する場合は削除する。
手順5: 企画案ファイルの生成
Write ツールで input/idea.md を作成します。
出力形式:
# 企画案 ## 企画の背景・問題意識・企画者の想い [回答1の内容を文章として整形] ## ターゲット顧客 [回答2の内容] - [具体的なターゲット像] ## 顧客が抱える課題・ペインポイント [回答3の内容を文章として整形] - [具体的な課題1] - [具体的な課題2] ## 自社の基本情報 [回答4、4-2の内容を文章として整形] - 会社名/屋号: [会社名] - 公式サイト: [URL] - 事業内容: [事業内容] ## 自社のビジョン・ミッション・バリュー(MVV)・取り組み [回答5の内容を文章として整形] - [ビジョン・ミッション・バリュー] - [現在の主な取り組み] ## 自社の強み・持っているもの(資産) [回答6の内容を文章として整形] - [具体的な強み・資産1] - [具体的な強み・資産2] - [具体的な強み・資産3] ## 企画対象 [回答7の内容:新規 or 既存] ### 企画対象の製品・サービス [新規の場合:回答8Aの内容] [既存の場合:回答8B、8B-2の内容] - 製品・サービス名: [名称] - 公式サイト: [URL](既存の場合) - 概要: [概要] - 改善・拡張の方向性: [アイデア](既存の場合) ## 企画における自社の立ち位置 [回答9の内容を文章として整形] ## 期待する成果・ゴール [回答10の内容を文章として整形] - [具体的な成果指標1] - [具体的な成果指標2]
手順6: 出力確認
- •
Readツールで生成したファイルの内容を確認 - •ユーザーに以下を報告:
- •生成されたファイル(
input/idea.md)
- •生成されたファイル(
完了時の動作
- •生成されたファイル(
input/idea.md)の内容を表示 - •次のステップの提示
- •/stakeholder-extractor - Phase 1: ステークホルダーモデルの抽出
- •/stakeholder-all - Phase 1: ステークホルダーモデルの作成(DrawIOモデルの作成まで)
- •/takumi-method-all - 全自動で全フェーズを実行
使用例
/idea-create
注意事項
- •質問は必ず1つずつ順番に行う(一度に複数の質問をしない)
- •ユーザーが「Other」を選択した場合は、自由入力された内容をそのまま採用
- •回答が抽象的な場合は、具体的な例を追加で質問してもよい
- •既存の
input/idea.mdがある場合は、ファイル生成直前に削除される - •生成されるファイルは後から手動で編集可能であることを伝える
- •質問7で「新規」か「既存」かによって、質問8の内容が分岐する