Codex Review CLI Skill
Codex CLIを直接実行して、外部視点からの即座のフィードバックを取得します。
重要: read-onlyモードで実行するため、Codexはコード分析と改善提案のみを行い、実装やファイル変更は行いません。
使用タイミング
自動的に使用を検討すべき場面
- •コード分析・レビュー: 実装した内容の品質確認、問題点の指摘、ベストプラクティスとの整合性チェック
- •アーキテクチャアドバイス: 複数の設計選択肢で迷っているとき、トレードオフの分析
- •行き詰まり: 問題解決の糸口が見つからないとき、新しい視点が必要なとき
- •デバッグガイダンス: 根本原因の特定が難しいエラー調査、解決策の提案
ユーザーから明示的に呼ばれる場面
- •"Codexに聞いて"、"セカンドオピニオンが欲しい"
- •技術的な判断に自信が持てないとき
- •業界標準との整合性を確認したいとき
- •"この実装方法で良いか分析して"
基本的な使用方法
bash
codex exec --full-auto --sandbox read-only --cd <project_directory> "<prompt>"
プロジェクトディレクトリには $(pwd) または明示的なパスを指定します。
使用例
ケース1: コードレビュー依頼
bash
codex exec --full-auto --sandbox read-only --cd /home/berlysia/project \ "src/auth/login.tsのコードをレビューしてください。パフォーマンス、セキュリティ、保守性の観点から問題点を指摘し、改善案を提案してください。"
ケース2: アーキテクチャ相談
bash
codex exec --full-auto --sandbox read-only --cd $(pwd) \ "認証機能の実装で、JWTトークンをLocalStorageとCookieのどちらに保存すべきか迷っています。セキュリティとUXの観点から、それぞれの利点と欠点、推奨される実装方法を教えてください。"
ケース3: デバッグ支援
bash
codex exec --full-auto --sandbox read-only --cd /path/to/project \ "TypeScriptのビルドエラー 'TS2307: Cannot find module' が発生しています。tsconfig.jsonの設定とimport文を分析して、考えられる原因と具体的な解決策を提案してください。"
ケース4: ベストプラクティス確認
bash
codex exec --full-auto --sandbox read-only --cd $(pwd) \ "src/hooks/useAuth.tsのカスタムフックをレビューしてください。React Hooksのベストプラクティスに従っているか、useMemoやuseCallbackの使い方が適切か分析し、改善提案があれば具体例とともに教えてください。"
プロンプト設計のガイドライン
効果的なプロンプトには:
- •明確な依頼内容と対象ファイル
- •背景情報や制約条件
- •具体的な確認ポイント
重要: read-onlyモードのため、実装依頼ではなく分析・提案を依頼してください。
- •❌ "このバグを修正してください"
- •✅ "このバグの原因を分析し、修正方法を提案してください"
実装パターン
長いプロンプトにはヒアドキュメントを使用:
bash
read -r -d '' PROMPT <<'EOF'
以下の実装計画をレビューしてください:
## 背景
[詳細な背景説明]
## 提案する設計
[ステップバイステップの計画]
## 懸念点
[自分で認識している問題点]
EOF
codex exec --full-auto --sandbox read-only --cd $(pwd) "${PROMPT}"
注意事項
- •機密情報: API キー、パスワード、個人情報を含むコードは送信しない
- •検証必須: Codexの提案は参考意見として扱い、実装前に検証する
- •タイムアウト: 必要に応じてBashツールのtimeoutパラメータを設定(デフォルト120秒)
既存スキルとの使い分け
codex-review-mcp との違い
| 特徴 | codex-review-cli (このスキル) | codex-review-mcp |
|---|---|---|
| 実行方法 | Shell CLIコマンド | MCPツール |
| 会話継続 | 不可(1回限り) | 可能(conversationId使用) |
| 速度 | 高速 | やや遅い(MCP経由) |
| 適用場面 | クイック相談 | 深い議論・継続的レビュー |
使い分けガイドライン
- •
このスキル(codex-review-cli)を使う:
- •即座のフィードバックが欲しい
- •1つの明確な質問がある
- •MCPサーバーが利用できない環境
- •
codex-review-mcp を使う:
- •複数回のやりとりが必要
- •段階的な議論を深めたい
- •より構造化されたレビューフロー
トラブルシューティング
- •codex コマンドが見つからない:
mise list | grep codexで確認し、未インストールならmise use -g codex@latestの許可を利用者に求める - •タイムアウトエラー: Bashツールのtimeoutパラメータを延長(例: 300000ミリ秒)
ワークフロー統合
Planモード完了前の検証フロー
code
1. logic-validatorで論理的整合性を検証(必須) 2. 複雑な判断が必要な場合: a. codex-review-cli で即座のセカンドオピニオン取得 b. より深い議論が必要なら codex-review-mcp を使用 3. フィードバックを元に計画を改善 4. ExitPlanMode実行
デバッグワークフロー
code
1. エラーメッセージと症状を収集 2. 自分で仮説を立てる(5 Whys分析) 3. 行き詰まったら codex-review-cli で外部視点を取得 4. 提案された解決策を検証 5. 根本原因を修正
関連リソース
- •CLAUDE.md: Codex活用ガイドライン全般
- •
/codex-review-cliskill: このスキル(Shell経由、1回限り) - •
/codex-review-mcpskill: MCP版Codexレビュー(継続的な議論向け) - •mise documentation: Codexバイナリ管理